[PINARELLO]DOGMA F12 DISK

 

新規に取り扱いを始めたピナレロ。

ピナレロのスーパーハイエンドモデルである「ドグマ F12 ディスク」の試乗をする機会をいただきましたので簡単に自分が感じたことをまとめていきます。

 

 

基本スペック

PINARELLO DOGMA F12 DISK 465mmサイズ

SHIMANO R9100 DURA-ACE

FULCRUM WIND 40 DB

ざっとバイクのスペックは以上になります。

この日に走ったのは西伊豆で走行距離は62km。獲得標高は1300m。戸田峠などを通るなかなかに登ったコースでした。

 

 

〜登り〜

ホイールがWIND40でリムハイトが40mm、重量がカタログ値1620gと若干重ためなので、多少はハンドルの振り方に重さが出るのでは?と予想したが、そんなことはなく。

WIND40が登りでも大きなデメリットにならないことも影響しているとのことだが、たくましいフロントフォークの恩恵が大きい。どんなに雑に振っても大きく振っても安定してくれる。

5%の緩斜面から10%を超える急斜面がコースの中にあったが、高ケイデンス、低ケイデンスどちらも遜色ないフィーリングだった。バイクによっては相性で進ませにくいのもあったりするが、ドグマには当てはまらない。

 

 

〜下り〜

誰しもが褒め称えるドグマの下り。ワクワクしないわけがない。おそらく20分〜30分ちょっと下ったと思うが、一度もフロントが不安定で下るのが怖いということはなかった。

速度域が高くてもハンドルは安定をし続けて、ブレーキの制動力でよじれることもハンドルがブレることもない。ただただ安心安定。これが俗にいう「ピナレロハンドリング」なのかと身をもって確認できた。

 

 

〜平坦〜

全行程の少ししかない平坦でしたが、これがまたなかなかに楽しかった。下りきった後の帰り道が平坦で、意外と強い向かい風が吹いていた。

向かい風が吹きつける中進む進む。驚くほど速く進む。ドグマのエアロ性能が見かけによらず、とても優れているそう。追い風かと勘違いするくらい速かったし、エアロロードと言われても納得してしまうかもしれない性能だった…。

 

 

コース全体を通してあらゆるシュチュエーションでスーパーハイエンドバイクのドグマを楽しめた。

登り・下り・平坦どれも不満があるわけがない。マッチョなボディなので振動が硬いと思ったが、不思議と角が取れたようなマイルドさで振動が柔らかい。「硬いけど柔らかい」という難しいフレーズだが、そんな印象を受けた。これは乗らないとわからない印象なのでなんとも難しい。

ただ、1つ気になるのはハンドルが思ったよりも機敏だったこと。これは大きなメリットでもあるが、慣れていないと自分の想像よりも速く動作するので驚いてしまうかもしれない。慣れさえすれば自分の手足のようにバイクを操ることができるだろう。

 

 

〜総評〜

DOGMA F12 DISKがほしくなってしまった…。

 

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