いわたが初めてスピードプレイを使用したのは2016年。当時周りでスピードプレイを使用している仲間が多く、興味本位で導入しました。
剛性・広い踏み面の安定感。シマノのデュラエースのペダルには大きな不満はなく、ペダル変更での踏み味の変化に多少不安があったのを覚えています。実際に使用すると、特に大きな問題はなく。極普通に使用できました。
紆余曲折あり、シマノのペダルに戻しTIMEのペダルにしたり…。時が経ち再びスピードプレイのペダルを使用しています。
シマノ・TIMEとは違いクリート側に固定機能があり、クリート側の金属のCリングがペダル側面に溝にはまるという構造。両面キャッチなので表裏を探す必要がないのは大きいです。
黄色いエアロカバーにはティンプル加工が施されているので若干の空気抵抗削減。
シマノは6度2度0度。TIMEはフリーか固定か。各ペダルには決まった可動域のクリートが設定されていますが、スピードプレイは0度〜15度の範囲で自由に決められます。時間はかかりますがベストな位置が出せるのではないでしょうか。
クリートの取り付けに関しても革新的です。
多くのクリートは縦の深さ・Qファクター・足先の角度。例えば縦の深さを調節すると角度がズレたりする場合がありました。スピードプレイは角度調節が独立しているので縦とQファクターを変更しても変わらず。気軽に位置が調節できるメリットがあります。
縦の位置が決まればQファクターを詰められ、Qファクターの位置を決めれば縦の深さを詰められたり。縦横のクリート位置の調整も片側づつ変化できるので、クリート位置の熟成が可能です。
数多くのシューズがあり、シューズのソールの形は様々です。フラットもあればラウンドしているのも、ラウンドしているソールでも反りが違ったり…。
最近LOOKがクリートとソールのアールを埋めるためのスペーサーを発売しましたが、スピードプレイは発売当初からクリートとソールのアールを埋めるスペーサーが付属しています。ブルーのシムが数種類あるのでソールに対して最適なものを選択します。
適切なシムの選択でクリートが変形せず、正しく取り付けできます。
チタンシャフト・ステンレスシャフト・クロモリシャフトとシャフトの種類もあり、最軽量はチタン。バランスがいいのはステンレスだと思います。カラーバリエーションも豊富なので自分の好きな色やバイクにあった色も選べるのも嬉しいポイント。