[CINELLI] SUPERCORSA ORIGINAL ver.

夏の足音が聞こえ始める7月も後半に入りましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

夏独特の多湿な空気に汗の量も一層増えます……。

 

そんな季節に爽やかな一台、CINELLIのSUPERCORSAアズローブルーをご紹介いたします!

 

 

~basic information~

size: 510mm

color: azzurro laser

frame tube:  COLUMBUS SL

main component: CAMPAGNOLO CENTAUR

wheel: ARAYA SA-730+ trazione

BB: Italian BB

frame set weight: 2,500g

all weight: 9,500g

cost: ¥430,300+tax (¥473,330)

 

 

[su_image_carousel source=”media: 5372,5370,5316″ slides_style=”photo” crop=”none” align=”center” autoplay=”3″ speed=”fast”]この自転車はクロモリ(クロムモリブデン、鉄)フレームのスタイリッシュな一台!まずはこの美しいトップチューブを見てみましょう。水平方向に伸びるこのホリゾンタルフレームはどこか懐かしさを感じさせ、フレームの造形美を象徴しています!さらにフロントフォークの曲線がまた美しい。ホイールのハブに向かって緩やかなカーブを描き、細くなっていくデザインはさすがイタリアンデザインと言わんばかりです。

 

続いてシートステーとチェーンステーに注目してみると、なにやら銀色が見えてますね。塗装忘れではないですよ!これは地の鉄を磨いてメッキ処理された、クロモリパイプの地を見せてるんです。アズローブルーとの親和性も高くいいアクセントになってます。シートポストやリム(ホイール周り)との色の相性も良く全体の色バランスを崩さない。この輝きは必見です!

 

[su_image_carousel source=”media: 5329,5348″ slides_style=”photo” crop=”none” align=”center” autoplay=”3″ speed=”fast”]パイプの接続にはラグ式とラグレス工法があります。2つの工法を比べると、ラグレスではすっきりに見える特徴を持っています。今回はラグ式が採用されていますね。ラグ式の特徴はラグレスよりも接合部の強度がより強くなるという特徴があります。反面、ラグレスよりも重量が増えてしまうというデメリットもあります。しかしながらラグが装飾的な役割を果たすことができるという利点もあります。そのため、このスーパーコルサでは先ほどご紹介したシートステーなどと良いアクセントを生み出しています。ラグに刻印されたcinelliのマークも芸術点が高いです。

 

続いてのポイントはホイールです。フレームが主役なら主役を引き立てる重要な脇役がホイールです。ホイールは車体全体の印象をガラリと変えてしまうほどの力を持っていて、このスーパーコルサにはシルバーが使われています。あらゆる部分にシルバーが用いられていますが、その中でもひときわ目を引くのがこのARAYAの手組みホイール。かっこいい!実はこのホイールですが……なんと当店のオリジナルカスタムとなります。

 

ブレーキワイヤーは内蔵式。見た目を汚してしまうものはスタイリッシュに仕舞ってしまえ!イタリア人の美意識が感じられます。

 

素材にはイタリア製高品質クロモリパイプのCOLUMBUS SL!長年愛されているシリーズが使われていますね!

 

[su_image_carousel source=”media: 5323,5358,5348,5351″ slides_style=”photo” crop=”none” align=”center” autoplay=”3″ speed=”fast”]CINELLIのマークがいたるところにあるのも意匠に凝ったイタリアの魂が感じられます。

 

コンポーネント周りはイタリアンブランドのCAMPAGNOLO社製。しかも現在は入手が難しい銀色仕様です!クランクセットはTRADIZIONE製を使用。どこか懐かしさを感じるデザインです。

 

 

 

 

当店オリジナル仕様のCINELLI SUPERCORSAはまさにネオビンテージにふさわしく、銀色に統一されたパーツ類は全体のバランスを整え、引き立て、アズローブルーのフレームはたとえ歳月が経とうとも不変の美しさを持つ。時が流れようとも社会が大きく変わる出来事があろうとも、人間の美意識は失くならない。コロナ禍の時代、その先の荒波へもともに向かう「相棒」。そんな一生涯乗れる頼もしい「相棒」を探してみませんか?

 

写真・文  担当 若林

le.cyc Avant

03-6432-0115

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